松尾宗弘(療術師)
たとえば腱鞘炎なら、一回で痛みをほぼ治めます。花粉症の応急処置なら、五分で済みます。そのほか……
など、ご相談ください。様々な技術で、施術いたします。
その技術ですが、どれも体に負担が小さく、かつ効果の高いものです。
中核となっている技術は、緩消法というものです。2007年に開発された、まだ新しい手技で、体の凝り(硬くなった筋肉)を効果的にほぐす方法です。私の知る限りでは、最も速やかに凝りがほぐれます。
少し具体的に書きますと、ほぐしたい部位に指を当て、5N(ニュートン)以下の力を掛けます。そのまま、筋肉を伸縮させます。こんな技術が緩消法です。
5N とは、500g の物体を落ちないように支える力の大きさです。こんな弱い力ですから、施術は痛くないし、もみ返しも起きません。体に負担が小さい、のです。
ただ、その分、頼りなく感じられるかも知れません。こんな弱い刺激で本当に効くの?と、思われがちです。
でも終わってみれば、ちゃんと効いている。だから皆さん、不思議に思われますよ。
緩消法が中核である理由は、もう一つあります。これは筋肉に対する施術なのですが、筋肉の状態を良好に保つ事が、健康のためには、とても重要だからです(詳細)。
さらに言えば、慢性痛(訴えが多い!)は、筋肉から発生するからです。筋肉の硬結部分から、です。たとえば関節痛でも、実際には痛みの元は、ほとんどが筋肉と言えます。
緩消法について補足です。
開発者によると、論文が国家機関に登録されており、筋肉が傷まない事が科学的に証明されている、唯一の手技療法との事です。
なお、開発者は、かつて寝たきり状態の重症患者。全身の痛みで、眠る事もままならなかった、といいます。そんな自身の治療のために、緩消法を考案し、今では全国を飛び回って活躍している方です。
施術室の床は、院長こだわりのホオノキです。
©松尾宗弘